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2019年12月02日 | コラム
131.難治性うつ病を治すために、その1。
難治性うつ病とは、十分な薬を一定期間使用しても回復しない患者さんを指しており、特に2年以上経っても回復しない場合を慢性うつ病と呼ぶ。さて「難治性」の原因は何か。これまで言われていた原因は、1)うつを発...
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2018年03月31日 | コラム
111.うつ病とストレス-レジリエンスを高めるための心理教育の工夫、
今回はうつ病の治療において、心理社会ストレスに配慮する重要性や支援のコツにつき、臨床的に論じてみる。うつ病の成り立ち、薬物療法、休養の目的、復職リハビリの必要性を説明する際に、分かりやすく例えたのは、...
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2017年09月01日 | コラム
104.抗うつ薬の減量と離脱の問題について
抗うつ薬を減量、中止するタイミングとして、最も多いのは、うつ病回復後の維持療法、継続療法期間を終えて治療終結に向かう場合である。次に抗うつ薬の効果が不十分な場合(switching)、あるいは副作用...
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2017年04月01日 | コラム
99.がん患者の不安・抑うつ・せん妄とがん性疼痛に対する治療
がん患者の約半数に何らかの精神症状が認められる。中でも適応障害・うつ病・せん妄の頻度が高い。適応障害は15~25%、うつ病は5~10%、またせん妄は、時期により出方が異なり、外来通院の可能な時期であれ...
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2016年12月31日 | コラム
96.双極性うつ病に対する抗うつ薬投与の是非の最新動向について、No.1、
双極性障害患者への抗うつ薬投与は、今日でも意見の分かれるところであり、その是非に関する多くの研究がなされてきた。米国で1998年~2005年に渡り行われた大規模臨床試験(STEP-BD)は新たな知見を...
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2016年05月03日 | コラム
88.心疾患を有する患者への向精神薬療法の留意点について、その1、
身体疾患患者のうつ病の有病率は高く、心疾患では17~27%に上る。特にたこつぼ心筋症に精神疾患が高率に併存すると報告されている。さらにその治療が心疾患の予後に影響を与え、例えば心筋梗塞患者のうつ病治...
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2015年06月07日 | コラム
77.抗うつ薬は抗うつ病薬なのか?について、
SSRIやSNRIが抑うつ診療の現場で「我が世の春」を謳歌していた2001年~2011年頃まで、三環形抗うつ薬は「不快な副作用が多すぎる」「大量服薬で致死的になる」「高齢者には使いづらい」などの理由で...
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2014年04月03日 | コラム
63.「うつ病」に対する抗うつ薬長期投与のベネフィットとリスクについて、
今回は抗うつ薬をいつまで飲み続ける必要があるか?について述べてみる。単極性うつ病の治療では、再発・再燃予防のために、寛解後も6ヶ月は維持療法を行うことが推奨されている。では、いつまで行うかは明確な...
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2013年10月01日 | コラム
57.双極性うつ病治療に、抗うつ薬の使用は是か非か、について
双極性うつ病について、実際には抗うつ薬の使用は幅広く行われている。双極性うつ病に抗うつ薬の使用について、代表的な2つの見解を紹介する。 1.抗うつ薬を使用すべきである(使用しても差し支えない)とする意...
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2013年05月02日 | コラム
52.妊娠と抗うつ薬(SSRI)について、本当にリスクが上がるのか?
最近、デンマーク保健医療省はSSRI投与と周産期死亡率の関連性について、警告を発している。これは周産期死亡率とSSRI服用の間に、関係があるという数件の報告があったことによる。そこで今回は、妊娠中にS...
抗うつ薬

