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2019年02月27日 | コラム
122.精神科医療における過量服薬の問題について、
2000年以降、過量服薬は一貫して救急医療資源に圧迫を与える深刻な問題である。 2010年以前の救急医療機関に搬送される過量服薬者の大半が精神科通院中の者であり、地域の精神科クリニックが増えると同時に...
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2016年09月03日 | コラム
92.「その島のひとたちはひとの話をきかない」自殺希少地域を行く、
「生きやすさとは何か」を知りたかった。そのため日本各地五カ所の、「自殺希少地域」(=自殺で亡くなるひとが少ない地域)に行き、一週間ほど滞在した時の記録である。とかく、自殺の少ない地域は人と人が助け合う...
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2012年09月01日 | コラム
44.なぜ自殺者は3万人を超えているのか?その3.
前号でも少し触れたが、宗教と自殺の関係はどうなっているのだろうか。キリスト教やイスラム教を信じる国の人々の自殺率は、日本よりも低い。キリスト教圏の国としてはイタリア・スペイン・メキシコ・南米が上げられ...
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2012年08月07日 | コラム
43.なぜ自殺者は3万人を超えているのか?その2.
前号で述べたマスコミのあるべき対応を見れば、「自殺大国」、「格差社会の犠牲者」といったマスメディアでよく使われる表現は、不適切であることが分かる。むやみやたらに自殺者が増えていると報じ、その原因を短...
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2012年06月28日 | コラム
42.なぜ自殺者は3万人を超えているのか?その1。
マスコミは連日、日本の自殺者は3万人を超えていると報道する。確かに警視庁の調べによると、1998年から2010年までの13年間連続で、年間自殺者数が3万人を超えている。政府も緊急の課題として自殺対策事...
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2012年03月29日 | コラム
39.なぜ過去10数年間に、うつ病の人が増えたのか?その3。
日本では10数年前まで、「脳循環代謝改善薬」と呼ばれる薬が発売されていた。アバン、カラン、エレン、セレポート、ホパテといった薬が、1980年代に次々と認可された。「高齢者の脳機能を改善させる」という魅...
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2012年02月03日 | 未分類
37.なぜ過去10数年間に、うつ病の人が増えたのか?その1。
日本では1999年以降に、うつ病患者が急激に増えている。社会全体にストレスが増えて、そのためにうつ病になる人が多いという説明がある。しかし、実際の統計を見ると、失業率や自殺率とは比例していない事実があ...
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2011年11月02日 | コラム
34.双極性障害患者の自殺予防-リチウムとバルプロ酸を比較して、
どちらの薬も、双極性障害患者に対する自殺予防効果について多くの研究があり、実際に予防効果があると言われている。今回はリチウムとバルプロ酸を比較して、自殺未遂の既往のある患者について、リチウムがバルプ...
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2010年09月11日 | コラム
13、自殺研究の結果について
自殺の原因分析を行った資料が手元にあります。全国の政令指定都市を中心に、一定期間に起こった自殺者の遺族を訪問して、その特徴を調べたという調査です。この調査によると、全体として、自殺は男性が女性より...
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2010年07月07日 | コラム
2、安易な新規抗うつ薬の使用にはご注意のほどを
自殺予防のために、かかり付け医(多くは内科の先生方でしょうか)でのうつ病診断をしていただき、SSRIなどの新しい抗うつ薬を使って、うつ病の治療を初診の医師にやっていただこうという、一大キャンペーンが...
自殺

