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2020年10月01日 | コラム
141.薬の用量・用法を守ることについて,
高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、あるいは、統合失調症、パニック障害、てんかんという病気は、目立った症状が無くても治療が必要だとされている。考えてみたら不思議なことだが、血圧、血糖、血中脂質値が...
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2020年07月01日 | コラム
138.ベンゾジアゼピン等の抗不安薬が認知症に関係するか?
1990年頃から、ベンゾジアゼピン等の抗不安薬は認知症のリスクを増やすという多数の報告がある。最近の研究で、これらの報告との違いがあるかどうか検証してみる。 Merete O.等の235465名のデン...
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2017年06月01日 | コラム
101. 日本の医療、比べてみたら10勝5敗3分けで世界一、その2
今回はすぐに医師に診察してもらえるかという問題について書いてみます。 どれほど高い医療技術があっても、それが国民にとって、どのくらい「身近」であるのかは大変に重要です。医療と人をつなぐのは健康保険です...
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2017年04月29日 | コラム
100.日本の医療、比べてみたら10勝5敗3分けで世界一、その1
不幸なことに、日本人ほど自国の医療に不信感を持っている国民はいない。2010年にロイター通信が報じた「医療制度に関する満足度調査」では、日本人の医療満足度は15%で、これは世界の先進・新興22カ国の中...
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2017年02月06日 | コラム
97.双極性うつ病に対する抗うつ薬投与の是非の最新動向について、No.2。
双極性うつ病について、抗うつ薬を投与して良いか悪いか、エビデンスを探る。Bondらは双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害、および大うつ病性障害の3群間で、抗うつ薬による躁転リスクを検討した。まず双極Ⅰ型と双極Ⅱ...
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2016年12月31日 | コラム
96.双極性うつ病に対する抗うつ薬投与の是非の最新動向について、No.1、
双極性障害患者への抗うつ薬投与は、今日でも意見の分かれるところであり、その是非に関する多くの研究がなされてきた。米国で1998年~2005年に渡り行われた大規模臨床試験(STEP-BD)は新たな知見を...
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2016年12月04日 | コラム
95.うつ病に漢方は有効か?について
漢方医学は心身一如と称されるように、心身相関という観点に立つ医学である。漢方治療の根幹は漢方特有の診断手法である「症」であり、うつ病に対する漢方薬を処方する際も、漢方医学的な診断である症を決定すれば...
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2016年08月06日 | コラム
91.ベンゾジアゼピン系薬剤のリスクとSSRIについて、
ベンゾジアゼピン系薬剤(以下BZDと略す)は、チエノジアゼピン系(エチゾラムなど)も含めて、精神科のみならず、複数の科で広く処方されている。本邦での処方は多く、安易に処方されすぎているといってもよい。...
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2016年07月06日 | コラム
90.心疾患を有する患者への向精神薬療法の留意点について、その2.
抗精神病薬の長期的な使用が多い精神疾患も、心疾患と無関係ではない。 今回は抗精神病薬と心疾患の関係につき説明する。 1.直接的な影響 抗精神病薬は、薬剤間で差異は見られるものの、三環系抗うつ薬と同様...
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2016年06月04日 | コラム
89.なぜ疑似科学が社会を動かすのか?
「どうして疑似科学のような根も葉もないことを皆、信じるのでしょうか」という質問を受ける。この質問は、「根も葉もないことはふつう誰も信じない」という前提があるが、この前提のほうが間違っている。ヒトは、根...
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