toggle
コラム
  • 2016年07月06日 | コラム

    90.心疾患を有する患者への向精神薬療法の留意点について、その2.

    抗精神病薬の長期的な使用が多い精神疾患も、心疾患と無関係ではない。 今回は抗精神病薬と心疾患の関係につき説明する。 1.直接的な影響  抗精神病薬は、薬剤間で差異は見られるものの、三環系抗うつ薬と同様...

  • 2016年06月04日 | コラム

    89.なぜ疑似科学が社会を動かすのか?

    「どうして疑似科学のような根も葉もないことを皆、信じるのでしょうか」という質問を受ける。この質問は、「根も葉もないことはふつう誰も信じない」という前提があるが、この前提のほうが間違っている。ヒトは、根...

  • 2016年05月03日 | コラム

    88.心疾患を有する患者への向精神薬療法の留意点について、その1、

     身体疾患患者のうつ病の有病率は高く、心疾患では17~27%に上る。特にたこつぼ心筋症に精神疾患が高率に併存すると報告されている。さらにその治療が心疾患の予後に影響を与え、例えば心筋梗塞患者のうつ病治...

  • 2016年03月31日 | コラム

    87.妊娠出産に係わる第二世代の向精神薬の安全性について、

    1990年中頃よりUSAでは第二世代の向抗精神薬が、双極性障害・統合失調症・単極性うつ病・あるいは不安障害などの疾患に使用されている。しかし、妊娠出産に係わる安全性について、現在までの所はっきりと示さ...

  • 2016年02月28日 | コラム

    86.うつ病の性差について、

     出産や月経が男性には無いのと同じように、精神的な不調に性差が影響を与えていることは明らかである。最も新しい疾患分類のDSM-5でも、周産期発症の大うつ病、双極性障害、短期精神病性障害の基準が含まれて...

  • 2016年02月03日 | コラム

    85.統合失調症は進行性の脳疾患か?

    統合失調症について、多くの神経病理学的研究が行われてきたが、長い間確かな所見は見いだされなかった。しかし、20世紀の終盤になり、脳画像診断の進歩により、統合失調症における脳構造の変化について、ようやく...

  • 2016年01月01日 | コラム

    84.ジェネリック医薬品普及80%目標?について、

    新年明けましておめでとうございます。さて、政府は2016年度からジェネリック医薬品(後発品)の価格を、今よりも安価にして、後発品使用を80%まで増加させるとしている。2013年度時点で40兆円を突破し...

  • 2015年12月03日 | コラム

    83.被虐待者の脳科学研究について、

      今回は虐待による脳の変化を、画像研究の結果として紹介する。児童虐待には、1,殴る、蹴るという身体的虐待、2,性的な接触をしたり、性行為やポルノ写真・映像をさらしたりする性的虐待、3,不適切な養育環...

  • 2015年11月02日 | コラム

    82.女性「更年期障害」と男性「更年期障害」について

    まず、女性の更年期障害に対して、男性更年期障害という病態はない。理由は男性ホルモンは年齢とともに少しずつ低下するので、男性の更年期は特定しがたく、男性ホルモンの低下が心身に大きな影響を及ぼすとは考えに...

  • 2015年10月01日 | コラム

    81.Facebook依存とうつ病との関連について、

      ポーランドのFacebookユーザーを対象とした小規模研究の結果、うつ病はソーシャルメディアサイト利用への依存を生じる予測因子の一つであった。いわゆるFacebook intrusionは依存に類...

1 12 13 14 21