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2017年03月02日 | コラム
98.「人前に出るのが怖い」社交不安障害について、
「人前に出るのが怖い」という訴えは公衆の面前でのスピーチを恐れるスピーチ恐怖症などの社交不安障害(social anxiety disorder,以下SADと略)の中でも、パフォーマンス限局型であり、...
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2017年02月06日 | コラム
97.双極性うつ病に対する抗うつ薬投与の是非の最新動向について、No.2。
双極性うつ病について、抗うつ薬を投与して良いか悪いか、エビデンスを探る。Bondらは双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害、および大うつ病性障害の3群間で、抗うつ薬による躁転リスクを検討した。まず双極Ⅰ型と双極Ⅱ...
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2016年12月31日 | コラム
96.双極性うつ病に対する抗うつ薬投与の是非の最新動向について、No.1、
双極性障害患者への抗うつ薬投与は、今日でも意見の分かれるところであり、その是非に関する多くの研究がなされてきた。米国で1998年~2005年に渡り行われた大規模臨床試験(STEP-BD)は新たな知見を...
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2016年12月04日 | コラム
95.うつ病に漢方は有効か?について
漢方医学は心身一如と称されるように、心身相関という観点に立つ医学である。漢方治療の根幹は漢方特有の診断手法である「症」であり、うつ病に対する漢方薬を処方する際も、漢方医学的な診断である症を決定すれば...
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2016年11月02日 | コラム
94.セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)の効能について
セントジョーンズワートは、医学的利用の最初の記録は古代ギリシャにまでさかのぼり、ヒポクラテスの教科書にも記載され、古くから抗炎症作用や消毒薬として用いられてきた。近年は大うつ病性障害や不安障害の治療に...
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2016年10月03日 | コラム
93.心のモジュール理論とは?・・・人の本姓について.
人は本来、善なのか悪なのか。紀元前の中国では諸子百家が興り、このような議論が重ねられた。性善説を唱えた孟子は、あらゆる人々が仁義礼智の徳の源を備えて生まれてくるが、外的な誘惑により悪事をなす者が出てく...
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2016年09月03日 | コラム
92.「その島のひとたちはひとの話をきかない」自殺希少地域を行く、
「生きやすさとは何か」を知りたかった。そのため日本各地五カ所の、「自殺希少地域」(=自殺で亡くなるひとが少ない地域)に行き、一週間ほど滞在した時の記録である。とかく、自殺の少ない地域は人と人が助け合う...
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2016年08月06日 | コラム
91.ベンゾジアゼピン系薬剤のリスクとSSRIについて、
ベンゾジアゼピン系薬剤(以下BZDと略す)は、チエノジアゼピン系(エチゾラムなど)も含めて、精神科のみならず、複数の科で広く処方されている。本邦での処方は多く、安易に処方されすぎているといってもよい。...
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2016年07月06日 | コラム
90.心疾患を有する患者への向精神薬療法の留意点について、その2.
抗精神病薬の長期的な使用が多い精神疾患も、心疾患と無関係ではない。 今回は抗精神病薬と心疾患の関係につき説明する。 1.直接的な影響 抗精神病薬は、薬剤間で差異は見られるものの、三環系抗うつ薬と同様...
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2016年06月04日 | コラム
89.なぜ疑似科学が社会を動かすのか?
「どうして疑似科学のような根も葉もないことを皆、信じるのでしょうか」という質問を受ける。この質問は、「根も葉もないことはふつう誰も信じない」という前提があるが、この前提のほうが間違っている。ヒトは、根...
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