toggle
コラム
  • 2011年02月11日 | コラム

    20、大うつ病の神経回路について

     身体疾患に付随して起こる精神症状を示す患者を綿密に研究することによって、精神症状が起こる神経回路を研究する大きなヒントが発見できる。たとえば、ロビンソンらの画期的な研究によれば、脳卒中患者では、左側...

  • 2011年02月10日 | コラム

    19.うつ病臨床における「えせ契約」(Bogus contract)について

     うつ病臨床の混乱は、診断学の問題に見えて、実は医師・患者間の「えせ契約」の問題である。 これは精神医学だけの問題ではなく、医療界全体を蝕む深刻な危機であり、なにも本邦だけの問題でもない。従って、原因...

  • 2011年01月08日 | コラム

    18.SSRIにより生じるapathy(無感情症)について

     セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の有害事象として、消化器症状、中断症候群、衝動性亢進、性機能障害などは有名である。さらにあまり知られていない有害事象に、apathy(無感情症)がある。Mari...

  • 2010年12月14日 | コラム

    17.PTSD(心的外傷後ストレス障害)について

      最近の研究によると、PTSDと診断された約半数がPTSDの診断基準に該当しないという実体が明らかにされております。医師による安易なPTSDという診断が行われていることにより、本来の精神疾患の見逃し...

  • 2010年10月31日 | コラム

    16.高齢者の睡眠薬の使い方について

     最近少し心配な患者さんが受診されてきます。年齢は大体60代~70代の患者さんです。どの方もなんらかの身体疾患にて、他の科をかけ持ちして受診されております。そこで思わず「眠れない」という話をすると、ほ...

  • 2010年10月02日 | コラム

    15.一般人口の中の、うつ病長期予後、およびSSRIなどの依存性について、

     オランダで行われた研究結果(2002)を参考にしてみます。オランダ全土の、7000人以上を対象とした大規模な研究です。ジェネラルフィジシャン(家庭医)を受診した人で、回復までの期間の、中央値は3ヶ月...

  • 2010年09月26日 | コラム

    14.抗うつ薬は本当に効くのか?プラセボ効果について

    最近読んだ本の題名です。著者のアービング・カーシュは、イギリスのハル大学、心理学の教授です。彼はUSAのコネチカット大学に留学していたころから、長年にわたり、プラセボ効果(偽薬)の研究をしていたそうで...

  • 2010年09月11日 | コラム

    13、自殺研究の結果について

      自殺の原因分析を行った資料が手元にあります。全国の政令指定都市を中心に、一定期間に起こった自殺者の遺族を訪問して、その特徴を調べたという調査です。この調査によると、全体として、自殺は男性が女性より...

  • 2010年08月29日 | コラム

    12.患者さんに対する接し方-職場の場合について

    精神疾患について理解している方は、最近かなり多くなったと思います。 しかし中にはこんな例もあります。 Aさんは医療関連の仕事をしております。かなり厳しい労働条件であり、疲労が重なり次第に気持ちが沈んで...

  • 2010年08月23日 | コラム

    11、自己愛型パ-ソナリティ-障害について

     正常な自己愛とは何を言うのでしょうか。本来皆自分自身がかわいい為に、自分を取り巻く世界がすべて自分の思い通りになればよいと考えている部分があります。このために我がままを言ったり、見栄を張ったり、背伸...

1 18 19 20